こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
毎年夏になるときれいな花をたくさん咲かせてくれるサルスベリ↓
このサルスベリを増やしてみようと思って、今年の5月に水挿しを始めました↓
1か月くらい経ったら、ひょっこり根っこが出てきました!
この根っこがもう少し長く伸びてくれば、植木鉢に植え替えできます。
今回は、水挿しで発根した挿し穂を植木鉢に植え替える方法をご紹介します。
1.水挿しで発根した挿し穂を植木鉢へ植え替える手順
用意するもの
まず必要なものを揃えます。
用意するものは、
- 駄温鉢
- 鉢底ネット
- 駄温鉢の受け皿
- 赤玉(小)の新しい土
- ハサミ
です。
(1)鉢について
鉢は、駄温鉢のようなしっかりした鉢がおすすめです。
駄温鉢なら中の土をしっかり固定できるので、持ち上げたときに枝がグラグラして、根っこが切れるのを防止できます。
素焼き鉢でも大丈夫だと思いますが、素焼き鉢の場合は、通気性が高いので、中の土が乾燥しすぎないように気を付けた方がいいと思います。
あと、今回私は、2本の挿し穂を1個の鉢に植えていますが、1本ずつ植えておいた方が根っこが絡まないので良いかもしれません。
(2)土について
私は赤玉の小粒を使いましたが、鹿沼土でも大丈夫です。
どちらにしても、保水性があって、水はけがよく、雑菌がいない清潔な土がいいようです。
植え替えの手順
それでは、植え替えていきます。
この2本が、今回植木鉢に植え替える挿し穂です↓
なんか少し弱々しい感じですが、ちょっと心配な気も。。。
あと今回は、挿し穂の長さに差があるのですが、この2本を1個の鉢にまとめて植えるので、植え方に少し工夫が必要です。
(1)葉っぱを半分に切ります
まず、ハサミで葉っぱを半分に切ります↓
水中育ちの根っこは、初めは土からお水を吸えないので、根っこが土に慣れるまでの間、葉っぱから水分の蒸散を減らします。
(2)土に植えます
次に、挿し穂を土に植えていきます。
挿し穂は、下半分が土の中に埋まるくらいの深さに植えます。
先ほどお見せしたように、2本の挿し穂の長さにだいぶ差があるので、先に長い方の挿し穂を植えていきます。
まず、鉢の中に土を少し(5cmくらい)入れて水をかけておきます。
そしたら、割りばしで穴をあけて、その穴に、根っこを傷つけないようにそーっと挿し穂を入れます。挿し穂を入れたら穴を塞ぎます。
穴を塞いだ状態↓
そしたら次は、短い方の挿し穂を植えます。
こちらの挿し穂は、根っこが横に延びているので、下の写真のように、根っこが土の上で横たわるように、挿し穂を土の上に置きます。
近づいてみるとこんな感じです。
そしたら、根を切らないように、土をそーっとかぶせていきます。
土をかぶせたところです↓
そしたら、水をかけて土を固めます↓
このとき、土を動かさないように水はやさしくかけてくださいね。
水は、鉢底から出てくる水が透明になるまでたくさんかけてください。
水が透明になったら終わりです。
2.植木鉢に引っ越した後の管理方法
この後は、根っこがちゃんと育ってくれば挿し穂が元気に育ってくるので、それまで1,2か月くらい鉢で管理します。
水やりは、
- 最初の1、2週間くらいは、朝夕の2回
- その後は、土の表面が乾いたら
が目安になります。
最初の4,5日で葉っぱが萎れてこなければ、根っこは土からお水を吸えているので、徐々にお水の頻度を下げて、土に慣れさせていきます。
そのままお水を大量にあげていると、根腐れしますので、気を付けてください。
置き場所は、屋外の日陰か、部屋の窓辺あたりがいいと思います。私は窓辺に。
3.まとめ
水挿しで発根したサルスベリの挿し穂を植木鉢に植えかえる方法をご紹介しました。
この後は、今年の秋か来年の春に丈夫な方を選んで、庭植えにします。
それまでは、鉢で育てます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。