こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
先日、庭植えのシャクナゲを移植しました。
移植したのは、下の写真の手前に写っている小さなシャクナゲなのですが、ここは場所があまり良くないようです。
夏は日が当たり過ぎで、冬は逆に日が当たりません。
それでもう少し良い場所に移植しようと思ったのですが、シャクナゲはなるべく移植しない方がいいみたいですね。
なので、なるべくシャクナゲに負担がかからないように気を付けて移植することにしました。
シャクナゲに気付かれないように、そーっとね!
私が庭植えのシャクナゲを移植したときに気を付けたことを、5つの注意点としてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいー。
万が一しおれたり枯れたりしたらすぐに報告しますね。
1.庭植えのシャクナゲを移植するときの5つの注意点
注意点を5つにまとめてみました。
1ー1.移植の時期
1つ目は、移植の時期。
シャクナゲはとてもデリケートなので、真夏と真冬は移植に耐えられない場合があるようです。
そのため、移植は、
- 3月~5月の花芽が伸びる前
- 9月中旬~11月ごろ
に行うのが良いです。
1ー2.日当たり
2つ目は、日当たり。
- 夏の間、西日が当たらない場所
- でも日当たりがいい場所
- 一応、日陰には耐える
…みたいな場所に植えます。
シャクナゲはもともと高山植物なので、涼しくて日当たりがいい場所が適しているのかもしれませんね。
良く半日陰と言われる場所ですね。例えば、、
- 午前中だけ日光が当たる家の東側
- 大きな木の下
などです。
どうしても西日が当たる場合は、夏の間、寒冷紗を取り付けてあげましょう。
1ー3.根っこを切らない
3つ目は、根っこ。
シャクナゲは、細い根っこを土の表面近くに広げます。
そのため、移植で掘り上げるときに注意が必要です。
広めに土を掘って、根っこを切らないように気を付けます。
1ー4.土の感じ
4つ目は、土。
シャクナゲは、水はけがよい酸性の土壌を好みます。
なので、植え付けるときに鹿沼土を少し混ぜてあげるとよいと思います。
1ー5.連作障害
5つ目は、連作障害。
シャクナゲは、ツツジの仲間ですので連作障害があります。
なので、ツツジやシャクナゲが植えられていた場所に移植する場合は、土を入れ替えた方が良いと思います。
2.シャクナゲの移植の様子
…ていうことで、先ほどのシャクナゲを移植した時の様子をご紹介しますね~
移植したのは9月中旬で、西日の当たらない家の東側にお引越ししました。
2ー1.用意するもの
まず、用意するものをご紹介します。
- たい肥(牛ふんでもOK)
- 鹿沼土
- オルトラン(お好みで)
- スコップなどの道具
です。
2ー2.移植前の様子
移植するのは、写真の真ん中に写っているシャクナゲです。
気付かれないように、そーっと移植しますよー。
ちなみに、写真には全部で3本のシャクナゲが写っていますが、残りの2本もお引越し先の準備ができたら移植する予定です。
2ー3.掘りあげ
シャクナゲのまわりに広めにスコップを入れて、根っこを傷つけないように掘り上げます。
根鉢を崩さないように、そーっと掘り上げました。
この木はまだ小さいので楽ですね。
土の表面に細い根っこが広がっていますので、切らないように気を付けてください。
2ー4.お引越し先の花壇
お引越し先はこちら。
ここは元々アヤメを植えていたのですが、アヤメは別の場所に移動しました。
家の東側なので西日は絶対当たらないし、日当たりも風通しもいいのでシャクナゲにはピッタリの場所だと思います。
シャクナゲさまさま~。
2ー4ー1.穴を掘る
ではこの場所に先ほどのシャクナゲを植えますね。
まず、穴を掘ります。
シャクナゲは根っこを浅く張るので、深い穴を掘る必要はありません。
できれば少し盛り土をして高めに植えた方がいいです。
そしたら、穴の中に
- 鹿沼土
- たい肥
- オルトランDX
を入れて土と良く混ぜます。
鹿沼土とたい肥と土の割合は、おおざっぱに2:2:6くらいでいいと思います。
オルトランDXは殺虫剤ですので、気になる方は入れないで大丈夫です。
2ー4ー2.木を植える
土をよく混ぜたら、穴の中に木を入れて残りの土を戻します。
このとき、深植えにならないように気を付けます。
あとはじょうろで水をかけたら終わりです。
土は踏み固めずに、そのままでOKです。
これでシャクナゲのお引越しは完了です!
気付かれずにできたかな??
3.庭植えのシャクナゲを移植するときの5つの注意点まとめ
庭植えのシャクナゲを移植するときの5つの注意点を紹介しました。
- 移植の時期
- 日当たり
- 根っこ
- 土の感じ
- 連作障害
引越し先でもきれいな花を咲かせてほしいですね。
…咲いてくれるかな?
来年が楽しみです。
ちなみに今年の春の写真↓
やっぱり、きれいですね!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。