こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
実はこの夏、地域で小さな白い虫が発生したみたいで、私の家でも飛んでいたんです。
それで、お庭の木を全部まるごと消毒したんですが、、、
バラに薬害が出てしまいました。。。
お薬をまいて2、3日ほど経ったら、葉っぱが縮れて黒ずんでいました↓
ダコニールと、スミチオンと、マラソンと、モスピランの4種類を混ぜてお薬を撒いたのですが、さすがに混ぜすぎだったみたいです。
しかも真夏だったので、お薬を撒いたあと葉っぱの上で水分が蒸発し、お薬が高濃度になってしまったんだと思います。
お薬の混ぜすぎはいけませんね。
そんなことがあって、今回は薬害についてまとめてみました。
参考にしてくださいねー。
1.薬害の症状
薬害になると以下のような症状が出ます。
- 葉っぱが黄色くなる、よじれる、落ちる、斑点が出る
- 最悪、木が枯れる
- 光合成の量が低下して元気がなくなる
- 土に大量の薬剤を散布した場合は、お薬が土の中に残留するので、薬害が長引く
見た目では気づきにくい症状もあるので、注意が必要ですね。
2.薬害が出やすい条件
- 濃度が濃すぎ
- お薬をたくさん混ぜすぎ
- 気温が高い
- 薬害が出やすいお薬がある
- 子供の苗や若葉は、薬害が出やすい
どんなお薬でも薬害は起きると思いますが、ダコニールは薬害が起きやすいというお話はちらほら聞きますね。
ダコニールは病気の予防効果がとても高いお薬ですが、使いすぎには気を付けた方がよさそうです。
3.薬害を防ぐ方法
- 薬をたくさん混ぜない(多くても3種類)
- 夏の日中は避ける(早朝、夕方にする)
- 真夏は、ダコニールで薬害が出やすいので、オーソサイド水和剤などの別のお薬にする
- お薬は決められた濃度と回数を守る
- お薬を薄めにして回数を増やす方法もある
- 展着剤を入れすぎない
- 先に水を十分吸わせてからお薬を撒く
4.薬害が出たときの対処方法
- 枯れた葉や黄色くなった葉は元に戻らない
- 新しい葉っぱが出てくれば、自然に治る
薬害は、新しい葉っぱに入れ替わることで治っていきます。
枯れなければ自然に治るようなので、ちょっと安心です。
5.薬害についてまとめ
病気や害虫を予防するためにお薬はとても大切ですが、やっぱり植物には大きな負担なんですね。
今回、私は4種類もお薬を混ぜてしまったのですが、混ぜすぎには気を付けましょう。
まとめると、薬害を防ぐためには、、、
- 薬をたくさん混ぜない
- 夏の日中は避ける
- お薬は決められた濃度と回数を守る
が大切。
みなさまもお気を付けくださいねー。
ちなみに、薬害を起こしてしまった先ほどのバラは、この春に植えたばかりの新苗。いままで順調に成長していたのに、かわいそうなことをしました。
たぶん治るとは思うけど、ちょっと心配です。。。
秋になったらお花を咲かせてみようと楽しみにしていたのですが、もう少し待ってからの方が良いかもしれませんね。
ちなみに、このバラを春に植え付けたときの記事はこちらです↓。良かったら見てみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。