【鉢植えブーゲンビリア】意外に簡単な育て方のポイント

bougainvillea ブーゲンビリア

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

太陽の日差しが良く似合う、彩り鮮やかな南国の花「ブーゲンビリア」。

自宅をブーゲンビリアでいっぱいに飾れたら素敵ですね。

ですが、ブーゲンビリアは南国の花。

日本では、多くの地域で冬が越せないため、庭植えは難しそうです。

そんなブーゲンビリアですが、この間、近くのホームセンターで200円で売ってたので、試しに買ってみました!

bougainvillea

育て方は、調べてみたら意外と手間がかからないことが分かって、私のようなブーゲンビリア初心者でも簡単に育てられそうです。

水やりのポイントさえ分かれば大丈夫そうです!

そこで今回は、鉢植えブーゲンビリアの簡単な育て方のポイントをご紹介したいと思います。

※ちなみに今は、ブーゲンビリア2年目に突入してます。なので、1年間育ててみて分かったことなどを書き加えてみましたよ~

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1.ブーゲンビリアとは?

bougainvillea

ブーゲンビリアは、オシロイバナ科の常緑の低木。

花言葉は、「情熱」「あなたは魅力に満ちている」

南国の花らしく、花言葉も熱いですね。

4月から10月くらいの間、赤やピンク、紫、オレンジ色などの、南国らしいとても鮮やかな花を繰り返し咲かせます。

毎年、母の日が近づくと、プレゼント用に満開の鉢植えがお店に並びますね。

うまく育てれば、年4回くらいは咲かせることができるそうです。

でも、花に見える色鮮やかな部分は苞(ほう)と呼ばれ、実は花ではありません。花は、苞の中で小さく咲いています。

ブーゲンビリアはつる性の植物で、春から秋にかけて、つるを伸ばしてぐんぐん成長します。でも、もともと熱帯の植物ですので、耐寒性がありません。

そのため10℃以下で落葉し、5℃以下では枯れる可能性が高くなるようです。

温暖な地域にお住まいでない場合は、庭植えで冬越しするのは難しいので、鉢植えで楽しんだ方が良いかもしれませんね。

ブーゲンビリアは香りがないので、室内で育てても気になりませんので安心です。

2.育て方のポイント

bougainvillea

ここからは、ブーゲンビリアの育て方のポイントを解説していきます。

ポイントが分かればとても簡単ですよ。

2ー1.ブーゲンビリアは庭に植えられる?

先ほども書きましたが、ブーゲンビリアは南国の植物なので、最低気温が5℃以下になる地域では、冬になると枯れてしまいます。

そのため、そのような地域では庭植えは難しそうです。

冬越しする場合は、鉢植えにして冬は室内で育てる必要があります。

私の住んでいる地域も鉢植えになります。

お庭をブーゲンビリアでいっぱいにするのはなかなか難しそうですね。

2ー2.鉢の置き場所

ブーゲンビリアは日光がとても大好きです。特に紫外線をよく当てると色がより鮮やかになるそうです。

なので、なるべく日光の当たる明るい場所で育てます。

置き場所は、

  • 春と秋は1日中日が当たる場所
  • 夏は西日を避ける(葉焼けする場合がある)
  • 冬は室内

が◎

2ー3.水やり

ブーゲンビリアは、水やりの方法が少し難しいですね。

でも3つのポイントをおさえれば大丈夫です。

2ー3ー1.とにかく乾燥気味に

ポイント①:とにかく乾燥気味に育てる。

鉢の受け皿に水を溜めたりしないようにします。

水やりは乾燥気味に。

2ー3ー2.メリハリをつける

ポイント②:メリハリ

数日に1回だけ、たくさん水をあげる感じです。

  • あげないときは、数日間全くあげない
  • あげるときは、鉢底から水が抜けるくらいたくさんあげる

2ー3ー3.水やりのペース

ポイント③:ペース

春夏と、秋冬で、水やりのペースを変えます。

春~夏のペース

春夏は、花が咲くサイクルに合わせて、水やりのペースを上げたり下げたりします。

  1. 枝が伸びる前は土が乾いたら水やり(目安は2~3日に1回)
  2. 枝が伸びたらペースを下げて乾燥気味にする(土が乾いた後さらに葉っぱがしおれてきたら水やり
  3. 伸びた枝に花芽が付いてきたら、ペースを2~3日に1回程度に戻す。

花芽が付く前の時期(2の時期)に、葉っぱが萎れるくらい乾燥気味にすることで、花芽がたくさんつきます。

秋~冬のペース

秋冬は、とにかく乾燥させます。

秋冬はかなり乾燥させる(目安は1週間に1回)
土の表面が乾いて、それからさらに2~3日待ってから、水やりするくらいでちょうどよいです。葉っぱがしおれてきてから水やりで大丈夫です。

2ー3ー4.大きく育てたい時の水やり

応用編ですが、ブーゲンビリアは、水やりのペースを上げると、花は減りますが枝葉が良く伸びます。

そのため、ブーゲンビリアを大きく育てたい時は、水やりのペースを少し上げるといいそうです。

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2ー4.肥料

続いて肥料のあげかた。

  • 肥料が多いと根腐れするので、少なめにします。
  • 春~夏の間に2か月に1回程度、リンが多めの固形化成肥料をあげます。
  • 窒素が多いと開花しなくなるようです。

2ー5.剪定

ブーゲンビリアは日光が大好きなので、枝や葉が茂って内部の日当たりが悪い場合は、その都度剪定をします。

それと、夏(9月まで)に行う剪定があります。

この剪定は、

  1. 花をたくさん咲かせたい場合
  2. 木を大きくしたい場合

によって選定方法が異なります。

2ー5ー1.花を増やす剪定

花を増やしたい場合は、全体がこんもりするように剪定します。

  1. 全体の木の形を見て、他の枝より伸びすぎている枝を、周りの枝に合わせるように切り詰めます。そうするとそこから新しい枝が増えて、もっと花が咲くようになります。
  2. 幹の近くが込み合っている場合は、細くて弱い枝を根元から切って、中にも日光が入るようにします。

ちなみに、ブーゲンビリアは木の一番高いところに花が咲く性質がありますので、木のてっぺんから枝が横に広がるように仕立てると花をたくさんを咲かせることができます。

2ー5ー2.木を大きくする剪定

  1. 木を大きくしたり、つるを伸ばしたい場合は、伸ばす枝をまず決めます。
  2. 伸ばす枝を決めたら、その枝の途中から分岐している枝を切って、伸ばしたい枝に栄養が集まるようにします。
  3. 伸ばす枝の先端を少し切り詰めます。こうすると、そこから次の芽が出てたくさん花をつけるようになります。
  4. 幹の近くが込み合っている場合は、細くて弱い枝を根元から切って、中にも日光が入るようにします。

2ー6.植え替え

ブーゲンビリアは、鉢が小さくなると根腐れするので、2~3年に1回、一回り大きな鉢に植え替えるようにします。

根っこがとても弱いので、植え替えは根鉢を崩さないで行います。

また、植え替えを毎年行うと花が咲きにくくなるようなので、2~3年に1回でいいそうです。

植え替えの時期は、4月~5月ごろが◎。

2ー7.つる性と木立性の違い

ブーゲンビリアは、

  • つるが伸びてどんどん大きくなるつる性の品種と、
  • つるを伸ばさない木立性の品種

があります。

木立性のブーゲンビリアはつるの管理をしなくていいですが、育て方はつる性のブーゲンビリアと同じです。

ただし、木立性ブーゲンビリアはつるが伸びませんので、大きく育てるには時間がかかります。

木立性ブーゲンビリアを大きくしたい方は、先ほど書いたように水を少し多めして育てるといいと思います。

3.ブーゲンビリアの簡単な育て方のポイントまとめ

bougainvillea

ブーゲンビリアは、ポイントを押さえておけば、育て方は意外に簡単です。

ポイントは、

  • 日当たりのいい場所におく
  • 乾燥ぎみにする

です。

水やりを忘れて萎れても平気なので、とてもありがたいですね。

葉っぱが少ししおれてきたらお水をあげるくらいで大丈夫です。

今回、試しに買ってみたブーゲンビリアでしたが、育て始めてみたら、とても楽でよかったです。

しばらくブーゲンビリアにはまりそうです。

ちなみにブーゲンビリアの植え付け方については、こちらにまとめましたので、参考にしてみてください。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

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