サンゴジュハムシの駆除は、殺虫剤を繰り返し散布するのが効果的!

eyecatch サンゴジュ

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

私の家にはサンゴジュの木があります。

サンゴジュの木は、大きな葉っぱが密に生えるので、目隠しに植えてます。

でも、私の家ではスカスカです~

sweet-viburnum

毎年、サンゴジュハムシにことごとく食べられてしまうんです

写真ではまだ葉っぱが少し残っていますが、これもあっという間に食べられてしまいます。

今まで私は、よそから虫が飛んできて食べてるんだろうと思っていたので、あきらめて放置していたのですが、調べてみたら、サンゴジュハムシはこの木に住み着いているみたいですね。

それなら、駆除できそうですね。

…ということで、駆除しましたので、今回は、サンゴジュハムシの駆除方法殺虫剤、実際の作業の様子についてご紹介したいと思います。

ちなみにサンゴジュハムシは、土の中から次々に出てくるので、一度の駆除ではダメで、繰り返し殺虫剤を使って駆除するのが効果的です。

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1.サンゴジュハムシの生態、被害

最初に、調べたことをまとめてみました。ご存知の方は飛ばしてくださいね~

サンゴジュハムシの生態

  • 3月~4月に幼虫(10ミリ程度)が生まれ、葉を食べる
  • 5月に一旦土の中に潜り、さなぎになる
  • 6月に成虫(7ミリ程度)になり、また葉を食べる
  • 11月ごろまで葉を食べ続けて、サンゴジュの枝に産卵

…を毎年繰り返します。

早起きして、サンゴジュハムシの写真撮りましたよ↓

Pyrrhalta-humeralis

見えますか?

アップしますね↓

Pyrrhalta-humeralis

いますね。

これはサンゴジュハムシの成虫です。

今、5月中旬なので、これから6月にかけてどんどん土の中から成虫が出てくると思います。

ちなみにサンゴジュハムシは、この写真のように、たいてい葉っぱの裏側にいます。

サンゴジュハムシによる被害

  • 3月~秋まで、サンゴジュの葉が食い荒らされ、褐色の食い傷や穴が開く。
  • 木が無残にボロボロになる
  • 枯れる場合もある

うちも、数年前に1本枯れました。。。

2.サンゴジュハムシの駆除方法、殺虫剤など

サンゴジュハムシの駆除方法

  • 葉っぱを食べている幼虫と成虫を殺虫剤で駆除
  • 成虫を叩き落として捕まえる
  • 生育サイクルを断つ必要がある(卵を産ませない)。

です。

サンゴジュハムシは、1回駆除しても1週間くらいでまた増えてきます。

なので、見つけ次第繰り返し駆除する必要があります。

生き残りがいると秋に産卵して、来年も発生するので、見つけ次第、繰り返し殺虫剤をかけて、撲滅!!を目指した方がいいと思います

サンゴジュハムシの駆除に使える殺虫剤

  • オルトラン液剤
  • スミチオン
  • オルトラン粒剤(補助)

オルトラン粒剤は、オルトラン液剤かスミチオンを噴霧する時に撒いておくと効果が増すのでおススメです。

3.サンゴジュハムシの駆除の様子

それでは、サンゴジュハムシの駆除の様子をご紹介しますね。

駆除方法は、

「殺虫剤を繰り返し散布する」

です。

私の家には

  • スミチオン
  • オルトランDX粒剤

が両方ありますので、この組み合わせで駆除しました。

スミチオンの噴霧

まず、スミチオンを噴霧します。

(1)必要な道具

スミチオンを散布するために必要な道具は、

  1. スミチオン
  2. スポイト
  3. 噴霧器
  4. ダイン(これは、なくても大丈夫です)

です。

sumithion

殺虫剤は、サンゴジュハムシを直接狙って噴霧した方がいいので、ペットボトルの噴霧器は非常に便利です~

ダインは展着剤ですので、薬液に1,2滴混ぜると噴霧した薬が葉っぱに残りやすくなります。

なので、できればダインはあった方がいいと思います。

(2)薬液を作る

スミチオンは、1000倍に希釈して使います。

500mlの薬液をつくるので、使うのは0.5mlです。

これをスポイトで取ってペットボトルに入れて、水で薄め、ダインを1,2滴加えたら完成です。

sumithion

(3)薬液を散布

これを、サンゴジュハムシを狙って散布しますよ!

でも実際に散布してみると、すぐに逃げられます。

なので、殺虫剤は一度に全部使い切らずに、サンゴジュハムシを見つけ次第、こまめに撃退するようにしました。

2~3日するとサンゴジュハムシはいなくなります。

でも、1週間くらいするとまた増えてきます。土の中から出てきた新しい成虫だと思います。

なので、またこれを退治します。

オルトランDX粒剤の散布

オルトランDX粒剤もまいておきました。

pesticides

木の周りにパラパラ撒きました。

sweet-viburnum

以上で終わりです。

先ほども書きましたが、1週間くらいするとまたサンゴジュハムシが出てきますので、殺虫剤の散布を繰り返してください

4.その後の様子

2週間後の様子

最初の散布から2週間経ち、6月上旬になりました。

サンゴジュハムシは、スミチオンを2~3日散布していると一旦いなくなるのですが、そのあと数日するとまた増えてきます。

かなりしぶといです。

おそらく、土の中の幼虫が成虫になって次々に出て来るようです。

でも、たった2週間ですが、サンゴジュの葉っぱが増えてきましたよ~

viburnum

駆除の効果が少し出てるみたいです。

3か月後の様子

8月の中旬になりました。

その間、スミチオンの散布を続けています。

そしたら、サンゴジュハムシの姿を見かけなくなりました

葉っぱもワサワサに増えてきましたよ~

viburnum-tree

1年後の様子

年が明けて、4月中旬になりました。

今年は今のところ、虫を見かけないし、食べられた形跡も全くないです~!

viburnum

ひょっとして、撲滅に成功したのかな??

念のため、お薬の散布は今年も続けたいと思います。

5.サンゴジュハムシの駆除は、殺虫剤を繰り返すのが効果的!のまとめ

サンゴジュハムシを効果的に駆除する方法について、紹介しました。

サンゴジュハムシは、きちんと撲滅しないと、秋に卵を産んで、また来年も発生してしまいます。

なので、根気よく殺虫剤の散布を続けて1匹残らず退治することが大切なようです。

時間が掛かるのでちょっと大変ですが、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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